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みんなをつなぐ アイヌの糸

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横塚眞己人 写真・文/ほるぷ出版
2025年5月発行

アイヌ民族は北海道や東北地方北部、千島列島、樺太島などに暮らしてきた、さまざまな文化を持つ先住民族です。近頃はコミックなどで身近に感じることも多いでしょうか。

アイヌに伝わってきた文化のひとつに、「アットゥシ」という布があります。独特の文様や刺繡を袖口やすそにほどこした、勇壮で美しい着物をつくる生地です。
この布の糸の材料は、なんと木の皮!大自然に立つ木の皮をどのようにして糸や布にするのでしょうか?

北海道日高村に生まれ、アットゥシを織る伝統工芸士の貝澤雪子さん。小さなころから働くことは当たり前、「一生懸命やりなさい」という父の言葉の通り、嫁ぎ先で伝えられたアットゥシ織りに60年以上も毎日取り組まれています。
家族総出で木の皮から糸をつくり、機を織り布をつくる。無駄なく自然の恵みを活かす暮らし。日常着だったアイヌの着物はいま博物館などで展示される工芸品となりました。

雪子さん家族はじめ、北海道二風谷を何度もたずねて、伝統や文化、またそれを次世代に伝えていこうとする地域の人々・こどもたちを著者横塚さんが丁寧に取材された写真絵本です。たくさんの写真は笑顔が満ちています。

糸づくりは人づくり。雪子さんの手の中で木の皮と人が結ばれながら、ながいながい1本の糸となっていきます。巻末には横塚さんによる、アイヌの人々や文化についての丁寧な解説つきです。

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