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  • 忍者からみた世界(月刊たくさんのふしぎ2025年9月号)

    ¥810

    三橋源一 文・飯野和好 絵/福音館書店 2025年9月発行 全身黒で目だけが見える装束。しなやかな身のこなしで、十字の手裏剣を投げて相手の動きを制し、煙とともに姿を隠す。映画やドラマで見る「忍者」からそんなイメージを持つでしょうか。 著者の三橋源一さんは、あの石川五右衛門が生まれた三重県伊賀地方石川区に移住して、古い忍術書を読み解く忍者の研究者で、農業や狩猟をしながら、忍者がいたほんものの古い山城を使って、みずからも忍者の修行をされています。 「万川集海(ばんせんしゅうかい)」という、伊賀・甲賀の忍術について江戸時代初期にまとめられた古文書をもとに、三橋さんが忍者についてのさまざまを教えてくださいます。忍術が生み出され、使い続けられて廃れなかった理由とは?農作業をしながら行う忍術の鍛錬の方法、科学技術のない時代の天気予報や場面場面での保存食のつくり方、そして自分自身のメンタルのコントロールまで!こうして読むと、いかに忍術がさまざまな場面で理にかなったものなのかが一目瞭然で、いまをいきるわたしたちにもつながっているかがわかるよう。 巻末にある、三橋さんの考える「忍者の未来」、いまからを生きる人間に大切なこと。ぜひあわせて読んでくださいね。

  • 野ばら

    ¥1,540

    小川未明 文・あべ弘士 絵/金の星社 2024年9月発行 大きな国と、すこし小さな国は、石碑が国境となって隣りあわせになっていました。 大きな国は年を取った兵士が、小さな国は若い兵士が国境を守っていましたが、とりたてて争いもないので、いつのまにかお互いを思いやるよい友人同士となっていました。 野ばらをめでたり、将棋を指したり。やさしいお隣さんでしたが、国境から離れた中心部ではお互いの国が戦争を始め、若者は戦地へ向かってしまいました・・・ 友である若い兵士の身を案じる年を取った兵士は、国境の石碑のもとで、野ばらとともに若者の帰りを待ち続けます。 目の前の人に敬意をもって接する、そんな場所にもやってくる戦争がもたらすもの。命の奪い合い。若者が戦地へ向かった理由。 戦争がなければ、ふたりは今日も野ばらのよい香りを楽しんで、将棋をさしていたでしょうか。友だちや平穏な暮らしを簡単に奪う、戦争の無意味さをいま一度確かめる絵本です。

  • 朗読詩 ひろしまの子

    ¥1,760

    詩:四國五郎 絵:長谷川義史/BL出版 2025年7月発行 「およそ人間の頭で考えられる 一番むごたらしい死にざまで 死にました」 今からちょうど80年前の8月6日の広島で、そしてわずか3日後の8月9日の長崎で、人類に対して初めて核兵器が使用され、戦時下でつつましく暮らしていたたくさんの民間人が殺されました。 たった80年前のことなのに、すべて忘れたかのように、今この現在も誰かが誰かの利益のために尊い命を奪われ続けています。 そんなとき、ひろしまの子が、ながさきの子が、わたしたちを見つめている目に気づいてください。今もすぐそばでわたしたちを見ています。もしかしたら、「どうして死ななければならなかったの?」と聞いているのかもしれません。 核兵器、戦争、貧困、飢餓・・・これは他人ごとではない、同じ地球の上の問題で危機。自分や周りの人だけがよければいいことでなく。だれかが一番とかでなく。「怖い気持ちになる」「楽しいことだけ考えたい」と目を背けられるのは、たまたまあなたが今その場所に生きているだけのこと。 困難を強いられている人々に、わたしたちが何ができるでしょうか。 1980年8月6日に四國五郎さんが自ら朗読された詩を、ちいさな人にもわかりやすいようにほんの少しだけ手を加えられ、長谷川義史さんの絵を添えられています。原文も巻末に収録してあります。 8月だけが戦争やいのちを想う時間でなく、今も脅かされているすべてのいのちを守るために。

  • 【再入荷】ドームがたり

    ¥1,760

    アーサー・ビナード 作 スズキコージ 画/玉川大学出版部 2017年3月発行 *委託先で展示していた本です。カバーに多少のヨレがあります。 「あいにきてくれて、ありがとう」かつては広島の物産品を展示し、多くの人で賑わいつつも、戦争、原爆投下を経て原爆ドームと呼ばれるようになりながら、100年以上も広島を、核兵器使用後の世界を見てきた「ドーム」が語るものがたりです。 ドームはあの日、たくさんのつぶつぶが降ってきたのを見ました。たくさんのつぶつぶはウランのカケラで、小さすぎてからだに刺さっても痛さを感じない。あの日から骨組みだけになって、いろいろなものが見えるようになったドームには、遠くの街にもカケラやカケラをたくさんつくる「原爆」「原発」が増えていくのが見えています。 だいじょうぶかな、僕のまわりにいてくれるあの子や、ネコやイヌや、アオサギや、ミミズや、世界中のいきものや草や木にカケラがささらないかな… ドームは今日も誰かが来てくれるのを喜んで、静かに語りかけてくれます。そして心配もし続けています。悲しみをただちに終わらせるように、あのカケラを増やさないように。

  • 【大好評再々入荷!】NEW HOPE #1 SPRING 2025

    ¥2,000

    ニューHOPE出版/ 2025年4月初版発行 おそらく痛みをかかえていない人はいなくて、それでも痛みを見せずに、あるいは時々ちらっと見せたりもしながら日々を営んでいたりする。「ひと」の魅力って、案外そういう派手でないところにあるかもしれません。 街も同じ。名前も知らないだれかが、過去から時には傷を受けながら、時々には新しい風を取り入れながらつなげてきてくれたこの場所。「らしさ」を醸し出すのは、決して最先端とか、人目につくものでなくても、受け継がれていままた受け継ごうとしている普段の姿の中にありそうです。 そんな広島の「いいところ」はまさにまちの「希望(HOPE)」。2025年の春、たくさんのいまのHOPEが詰まった本が登場しました。 読むときっと今よりももっと好きになる、広島の街のことも、暮らしているわたしたち自身のことも。それはわたしが次世代へ渡す「ニューHOPE」。

  • 戦時下の恋文 原爆で消えた父を探して

    ¥1,870

    常石登志子/てらいんく 2023年8月6日発行 著者の常石登志子さんは、1945年8月6日、広島への原子爆弾の投下で消息がわからない夫の捜索に入った母のおなかの中で被爆した胎内被爆者です。父はその日から帰宅せず、一度も父に会われたことがありません。 若き頃見かけた母に一目ぼれし結婚した父。新聞社勤務と招集され軍隊での生活の中、原爆投下の半月前に疎開させた家族とともに、ふたりが婚約時代に交わした手紙が母の手で残されました。いま70代後半を迎えた著者は、手紙をもとに父の影を探すこととし・・・ 残された二人の手紙(と、父の書いた私小説)のあらわすものは、著者の想像した甘い恋愛ばかりではありません。かつての「男性は、女性は、妻は、母はこうあるべき」という教育。戦時下の人々のくらし。軍隊の様子。特に男性が女性を見る視点は、失礼ながら時に腹立たしいのですが、あの時代に人々がなにを考え、どんな教育を受けたから、どのような時代だったのか、今またそれに近づいていないか、そしてなぜ戦争はなくならないのか。 ふたりの遺した日々の記録は、世界が争い続ける今、じっくり読み解いていきたい貴重な資料でもあります。

  • うさぎのしま

    ¥1,980

    近藤えり、たてのひろし/世界文化社 2025年6月発行 「うさぎのしま」、広島県の大久野島は、現在では「うさぎに癒されに」とのフレーズで国内外を問わず多くの観光客でにぎわう島です。 島内にうさぎたちは500~600羽が生息するといわれています。かつての戦争で使用が禁止されていた毒ガスを密かに製造していた大久野島で、その実験のために使われて、戦後はすべて殺処分となってしまったうえに、本来、昼間は活動時間ではなく、警戒心がとても強いうさぎが、なぜいま島を訪れる観光客の足もとを飛び交っているのでしょう。 のびやかにいきいきと跳ねるうさぎの絵。その絵は、現在からゆるやかに過去へと連れて行ってくれます。戦争とは、人間のエゴとは。なくならない戦争とあわせ、人間と野生動物との共生という環境問題についても考えたい絵本です。

  • みんなをつなぐ アイヌの糸

    ¥2,035

    横塚眞己人 写真・文/ほるぷ出版 2025年5月発行 アイヌ民族は北海道や東北地方北部、千島列島、樺太島などに暮らしてきた、さまざまな文化を持つ先住民族です。近頃はコミックなどで身近に感じることも多いでしょうか。 アイヌに伝わってきた文化のひとつに、「アットゥシ」という布があります。独特の文様や刺繡を袖口やすそにほどこした、勇壮で美しい着物をつくる生地です。 この布の糸の材料は、なんと木の皮!大自然に立つ木の皮をどのようにして糸や布にするのでしょうか? 北海道日高村に生まれ、アットゥシを織る伝統工芸士の貝澤雪子さん。小さなころから働くことは当たり前、「一生懸命やりなさい」という父の言葉の通り、嫁ぎ先で伝えられたアットゥシ織りに60年以上も毎日取り組まれています。 家族総出で木の皮から糸をつくり、機を織り布をつくる。無駄なく自然の恵みを活かす暮らし。日常着だったアイヌの着物はいま博物館などで展示される工芸品となりました。 雪子さん家族はじめ、北海道二風谷を何度もたずねて、伝統や文化、またそれを次世代に伝えていこうとする地域の人々・こどもたちを著者横塚さんが丁寧に取材された写真絵本です。たくさんの写真は笑顔が満ちています。 糸づくりは人づくり。雪子さんの手の中で木の皮と人が結ばれながら、ながいながい1本の糸となっていきます。巻末には横塚さんによる、アイヌの人々や文化についての丁寧な解説つきです。

  • 一郎くんの写真 日章旗の持ち主をさがして

    ¥1,430

    木原育子 文・沢野ひとし 絵/福音館書店 2019年9月発行・2025年7月たくさんのふしぎ傑作集第1刷 80年以上前、日本でも戦争がありました。戦地へ向かう兵隊さんのお守りとして、ゆかりのある人々が寄せ書きをした日章旗が戦勝国アメリカで見つかることも多いのです。新聞記者である著者木原さんは、アメリカの非営利団体より「持ち主を探してほしい」と依頼を受けました。 持ち主(出征した方)は「一郎くん」。手がかりのありそうな静岡で、多くの人に話を聞いて、寄せ書きに込められた家族の思いや知人の後悔、出征時の一郎くんの様子と残された母の思いに触れ、確かに静岡の街で生きていた一郎くんの写真探しを試みます。 誰にもお母さんがいます。一郎くんのお母さんは、戦地で亡くなった一郎くんを想いながら戦後を静かに生きました。ひとりの人が戦争に奪われるという悲しみ。はたして現在は戦後なのでしょうか。同じ地球上ではいまも理不尽に命を奪われたり、住む場所を追いやられる人々がいます。「新聞記者の使命は、もう二度と戦争をさせない社会にすることだ」、母が生涯大切にし、ひとりの記者が探し出した、温厚そうな一郎さんがこちらを見つめる一枚の写真と、いまの世界についてお話をしてみてください。

  • ぼくのデフブラらいふ

    ¥2,200

    門川紳一郎 著・金井真紀 絵と文/ころから発行 2025年5月発行 「デフブラ」とは、目が見えず耳も聞こえない(=デフブラインド)ということ。この障害をもつ人を「盲ろう者」といいます(見えかた、聞こえかたの程度には個人の差があります)。ヘレン・ケラー女史もそのひとり。 著者の門川さんは先天性の視覚聴覚重複障害者ですが、とてもとても活動的!米国留学を経て、帰国後は当事者ながら当事者同士がともにいきいき暮らすための施設作りや、そのためのNPOを設立。パートナーの盲導犬とともに街を歩きながら、今も盲ろう者への理解を深めてもらうための仕事をされています。 インターネットを駆使し、趣味のマラソンなどのスポーツや、和太鼓演奏、帰宅途中にひとり飲みにも行く門川さん。あら、わたしと同じところもたくさん!もちろん違うところもたくさん。けれど現在を生きるおなじ仲間のひとり。 盲ろう者への理解を深めてもらうために、盲ろう者自らが発信する。それはひいては自分のこれからを考えるために。最終章の「デフブラを生きる=ぼくの10箇条」は、だれもが共感できるものがありそうですよ!

  • パイナップルに見た夢(月刊たくさんのふしぎ2025年7月号)

    ¥810

    西野嘉憲 文・写真/福音館書店 2025年7月発行 日本で最初にパイナップルが入ってきた石垣島。生産が始まったのは、約90年前。台湾から豊かな生活を夢見て移住した人々により、戦争や病気を乗り越えて、すばらしい品質の国産パイナップルの大生産地となっています。 言葉も文化も違う台湾からパイナップルの苗をもって移住し、戦後日本の領土ではなくなった台湾へ戻らず、パイナップルを石垣島の経済を支えるものへと成長させたひとたちの歩みを、島の嵩田地区の農家、島本さんのパイナップル栽培を軸に記された写真絵本です。作付けから収穫までは早くても1年半。台風にも襲われることの多い石垣島での生産の様子、また植物としてのパイナップルについて科学的にも知ることのできる、すっかり身近な存在となっているパイナップルについての学びの多い本です。

  • 遺骨と祈り(わたしの旅ブックス061)

    ¥1,760

    安田菜津紀/産業編集センター 2025年5月発行 沖縄戦で犠牲になられた多くの方の遺骨が混じる土を基地建設に使おうとし、原発事故のために津波で行方が分からない家族の捜索ができなかった帰還困難地域に中間貯蔵施設を作ろうとする国。そこに生きていた人々の息づかいは、いつも「数の多さ」の陰に不条理を強いられます。捨て石にされ、地上戦の戦場となった。原子力発電所を受け入れた。犠牲となった方々は、ただただ生まれる場所が、時代が違っただけの、わたしと同じ「ひとりのひと」なのに。 「死者をないがしろにする国」で、沖縄でかつての戦争で犠牲に担った人の遺骨を、福島で娘の遺骨を探す二人の人と、かつて訪れたガザで生きる友人アマルからの悲痛な日々の様子を織り交ぜた、ジャーナリスト安田菜津紀さんがともに動き考えてきたなかの約6年の記録。 ひとりの人の尊厳とは・・・2025年3月のガザの自宅前で祈るようなアマルさんの写真で本は終わります。

  • もしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり

    ¥1,980

    ファーティマ・シャラフェッディーン 文 アマル 絵/ゆぎ書房 2025年1月発行 *発送は6/15以降となります 「ぼく」は今でも心に思い浮かべます。この高い壁の向こう側に家族そろって暮らしていた、幸せだったあのころ。ぼくたちの家。おいしいオレンジの木。 あの人たちがやってきて、ぼくらを壁の向こう側の狭い町へと、銃を片手に追い出した。大好きだった家をのっとって、緑がたくさんだったお庭を、遊ぶためのプールに変えた。 とても越えられない高い壁にみんなで描くのは、きれいなお花や、さえずる小鳥や、高く飛ぶ風船。もしぼくが鳥だったら、この高い壁の向こうの、ぼくらの家に飛んでいけるのに・・・ 理不尽な暴力を受け続ける人が今なおたくさんの現実。わたしたちは何ができるのでしょうか。何をしなければならないのでしょうか。「ぼく」が鳥にならなくても、追い出された街に戻ることができるために。だれにもなにも奪われない暮らしは、すべての人に等しくあるべきもの。 願うよりほかにできることはあるはず。ちいさな人が知るための、大きな人は考えて動き出すきっかけの絵本の日本語訳版。巻末には、東大中東地域研究センター特任准教授・鈴木啓之氏の解説つきです。

  • 菜食菓子店(増補版)~オイル、スパイス、ハーブで作る大人のクッキー~

    ¥1,760

    ミトラカルナ 著/グラフィック社 2025年1月初版発行 からだもこころも疲れを感じたときに、スパイスのお料理やハーブのお茶などを摂取してリフレッシュする方は多いと思います。かくいうわたしもその一人。体に負担のすくないものをとると、肩がスッとほぐれて、「さて!」といろんなことにリスタートできたりします。 この本は、そんな体にやさしい自然の恵みをふんだんに使った焼き菓子メインのレシピ集です。スパイス、ハーブからお味噌、青のり、よもぎ、うめぼし!?などなど、なじみのある材料がたくさん。甘味の要のお砂糖も未精製のものをつかったり、ドライフルーツの甘味で補ったり。卵も乳製品も使わない、自分にも自然にも負担の少ない、香りのよい、やさしい味のおやつ作り。 お店のお菓子もおいしいけれど、自分や誰かを想いながらのお菓子作りも、豊かでおいしい時間です。 著者は、2011年の震災を機に動物性食品や白砂糖を使わず、より身体に負担の少ないお菓子を提供する菜食菓子店「ミトラカルナ」のふるやまさこさんです。

  • 300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート

    ¥1,980

    エミリー・ジェンキンス 文/ソフィー・ブラッコール 絵 横山和江 訳/あすなろ書房 2016年5月初版・2021年4刷 ※カバー上部に多少のヨレがあります。 イギリス生まれの冷たいデザート「ブラックベリー・フール」、冷蔵庫があるはずもない300年くらい前にはすでに存在していました。そこにあるのは、「おいしいものを食べさせたい」という、だれかがだれかを想う愛。 こうやってとびきりおいしいデザートは、親から子へと受け継がれてきましたが、時代や場所によっては、複雑な背景を持っています。生まれる場所により労働を強いられる子どもたち、その子どもの労働力によって作られたデザートを口にする子どもたち・・・ 1700年代から100年ごとのイギリス・アメリカを舞台に、技術の進歩や人々の暮らし、人種差別やジェンダーの問題も描いた物語は、いろんなことをいろんな人と考えるきっかけにも。 巻末には「ブラックベリー・フール」のレシピも掲載。絵本の見返しには、かつてのレシピでしぼったブラックベリーの果汁を使用し色付けされています。

  • 海は(月刊たくさんのふしぎ2025年6月号)

    ¥810

    吉野雄輔 文・写真 2025年6月発行 「海は」のつづき、どんな言葉を思い浮かべますか?広い、大きい、青い、深い・・・いくらでも思い浮かんできそうということは、海はわたしたちの日々の生活と深いかかわりがあり、命の起源であるからでしょうか。 仕事で一年中海に潜っている吉野雄輔さん。当然、海は「こわい」ものであるけれど、「美しい」ものだと、巻末の作者のことばの中でおっしゃいます。 吉野さんが最初に海に出会ったのも、本の中だそう。いま本をつうじて、たくさんの写真とともに、多くの海の姿をみせてくださいます。さあ、本を開いて地球上の別世界へ!

  • IN/SECTS Vol.18 特集「THE・不登校」

    ¥2,420

    LLCインセクツ/2025年5月発行 IN/SECTS、最新号のテーマは「不登校」。学校が好きでしたか?という紙上調査の結果に驚きました。好きだった人の方が圧倒的に多いのか・・・とかく画一的だった学校。それは教室の中や、先生が教科書から読み取らせたいことや、休憩時間の児童生徒同士のなかなどでも。 成長しだんだん自由を知っていくなかで、自分の中の実となる「学び」はほとんど教科書の中にはなくて、好きなこと、興味をもって自分で追いかけたことが「学び」になることを実感する方も多いのではないでしょうか。 「自分の考えに価値があると思ってほしい」、本の中の特集で登場するある先生の言葉です。 学校が好きな人、好きでない人、学校が合っている人、学校が合わない人・・・行きたくないけどあまり休まなかった(休めなかった)わたしを含め、多くの人はまだ「行かない」と考えた人、行動する人や周囲の人・環境のさまざまを知る機会が少ないはず。今号のテーマはそういう意味でもまさに「学び」、あらゆる角度から知る・考える「不登校」の現在です。

  • 私の小さな日本文学

    ¥1,760

    チェ・スミン編/夏葉社 2025年4月発行 韓国から明治大学に進学し近代日本文学を専攻された編者のチェ・スミンさん。まとめられたのは、帯にもある「知らなかった名篇」。趣があり、どことなく惹かれる短編でありながら、確かに「誰もが知っている」とはいえず、ともすればそれぞれの代表作のかげに埋もれてしまいそうな小さな作品を、韓国にて出版社「夜明けの猫」、書店「セゴ書林」を主宰されるスミンさんが、1冊の本にまとめられました。 芥川龍之介、萩原朔太郎、菊池寛といった誰もがよく名を知る作家、なかなか作品を読むこともない作家・・・ここで紹介される、16の作品たちの多くは初めて読むものなのに、どこか心にのこるものです。いま読んだ小説がなぜ「おもしろい」と感じたのか・・・そこから、まだ知らなかった自分と対話するきっかけにもなるかもしれません。 スミンさんは自らそういった作品を翻訳し、自身で出版もされています。今回編まれた本、その中のひとつひとつの作品にはスミンさんからの「問いかけ」がそっと添えられています。システム社会の中で揺れ動いた経験と感情をそのまま記された、それこそ短編小説のようなあとがきとともに、じっくりと、ゆっくりと、いろんなものに向き合いながら味わってみてください。

  • そして奇妙な読書だけが残った

    ¥1,870

    大槻ケンヂ/本の雑誌社 2025年2月発行 「筋肉少女帯」はじめ様々な音楽活動とならんでエッセイなどの作家活動でも精力的な大槻ケンヂさんが、雑誌「本の雑誌」で2021年から2024年まで連載したエッセイと、同雑誌に掲載の特集記事「作家の読書道」「図書カード三万円使い放題!」、おまけとして過去の未発表エッセイを収録した本です。 読後やはりUFOやオカルト、そしてプロレス感が残りながらクスっと笑え、なぜかセンチメンタルな気分にも。好きなものは他人がどうこういう必要はない!って、別に力強く宣言する必要もないけれど、気になったのならあれもこれもやればいい。読みながらそんなことを思う、大槻ケンヂさんの読書や本にまつわるエッセイです。文中に登場する本の情報も掲載されています。 中でも、「大槻ケンヂさんはこうやってできてるんだなあ・・・」と妙に納得の読書遍歴「作家の読書道」は必読!彼の一番古い読書の記憶からして、どこか今の彼に通じる本だったりするのです。 帯にあることば「本を読んだらどうかな?そんな時は。」、それぞれのひとの一番古い読書の記憶も、きっと今のその人が見えてきそうな。あなたは本のまえがきを読むタイプ?読まないタイプ?

  • 広場に集まる(月刊たくさんのふしぎ5月号)

    ¥810

    小松義夫 文・写真/福音館書店 2025年5月発行 「広場」、なにもない広い空間。その町に暮らす人々や、訪れた人々が集う場所です。 屋台が出たり、祈りの場であったり、おまつりが開催されたり。かつての戦争で壊された場所を人々が記憶を頼りに復興した場所である広場も世界にはあります。 作者の小松義夫さんは、初めて訪問する都市ではまずその町の広場に向かい、胸いっぱいに空気を吸い、それから足取りも軽く歩きはじめるそうですよ。 どんな人が暮らし、どんな文化が受け継がれてきたのか。小松さんと一緒に世界の広場をのぞいてみましょう!あふれんばかりの写真がいろんな国の広場へと連れて行ってくれますよ。 あなたの暮らす町には広場がありますか?その広場は人を受け入れてくれていますか?

  • ちへいせんのみえるところ

    ¥1,980

    長新太/絵本館 2025年初版発行 ※1978年エイプリル・ミュージック、1998年ビリケン出版より刊行されたものの復刊です どこか重そうなくもり空の下に広がる地平線が見渡せそうな草原。そのなかから出てきたひとりの少年。そして、次々と・・・! これがまっさおな空でなくて、くもり空の下の地平線だからこそ、どこか落ち着いた心のままながらも「次に出てくるのはだあれ?」とワクワク待ち遠しくなるのかもしれないと、ページをめくりながらふと思うような。これぞ長新太さんの世界!のザ・ナンセンス絵本です。 タイトルは「ちへいせんのみえるところ」、わたしはどこに立ってみているのだろう。

  • 【再入荷】石垣りんの手帳 1957から1998年の日記

    ¥3,960

    取材・文・編集 織田桂/katsura books 2025年2月発行 大正9年に生まれ、昭和から平成を生きた詩人、石垣りんさん。高等小学校を卒業後、55歳の定年まで日本興業銀行に勤務しながら、在職中・退職後も詩や散文を綴りました。 また、勤務先・日本興業銀行製の手のひらサイズの手帳に、読みやすい丁寧な鉛筆書きで、長年にわたり日記を記していました。 本書には1957年(最初の一冊は富士重工業製の手帳)から78歳、1998年までの日記が書かれた手帳のページの写真(抜粋)が収録されています。 一見、淡々と出来事を記録しているように思えますが、身近な人や家族との出会いや別れ、勤務の記録、作品を生み出す苦しみや喜び、自らの体調、気にかけている弟・利治のこと、長い年月の間で変わりゆく日々の生活の記録など読み取ることができます。 ご近所の八幡神社に日々通ったり、知人たちと旅行やコーヒータイムを過ごしたり。あるいは、今は亡きたいせつな人が出てくる夢をみてふと立ち止まったり。何も記入がされていない日が続くときさえも、そこにある生活や感情が見えてくるよう。それは、石垣りんの詩が日常から生まれていて、その一日一日・ひとりひとりというものは、替えのないかけがえのないものなのだ、と改めて思い起こさせるようでもあります。 谷川俊太郎さんの詩「石垣さん」(さよならの会にて朗読)ほか3名による寄稿、愛用品、センスにうなる自作年賀状、貴重な詩の草稿など、たくさんの写真なども収録です。

  • 酒場とコロナ あのとき酒場に何が起きたのか

    ¥2,200

    大竹聡/写真 衛藤キヨコ/本の雑誌社 2025年3月発行 「あのお店で飲みたい」。誰も経験したことのない、2020年からふりかかったいわゆる「コロナ禍」。政府からの要請により、あるいは自主的に、酒場なのにお酒を提供することのできなかった日々、酒場の人々は、なにを考えてなにを行ってきたのでしょうか。 ミニコミ誌「酒とつまみ」を仲間と発行される、お酒をこよなく愛するライターの大竹聡さんが、今振り返ると「渦中」の2021年と、扱いが5類に移行した2023年に、酒場の店主さんや関係する人々から聞き取られた内容をまとめられた1冊です。 コロナに翻弄され続けるお店のかたのインタビューから伝わるのは、人と人のお互いへの敬意と信頼、心意気。丁寧で貴重な、人々のこころの記録です。 あなたは、好きなお店がありますか。お店のひとは、誰かに見えなくとも日々できることをしながら、あなたが来るのを待っています。

  • トレーニング(シリーズ人間1)

    ¥1,100

    木耳/新世界 2025年1月発行 著者は古希を迎えられた「木耳(きくらげ)」さん。人生で初めての著書、というか普段は日記さえも書かれない、ましてや本を書くなど、という方だそうです。 新しい出版レーベル「新世界」発行。「シリーズ人間」は、今まで作家として商業デビューされていない方を著者としてむかえ、様々な表現の場となるシリーズです。第一弾「トレーニング」は、木耳さんの私小説ともエッセイとも思えるような、時代を行き来する短編9編と、巻末に著者インタビューを収録。 木耳さんがその70年の時間の中で「自分」を形成してきた、なぜか記憶に残るふとした瞬間、こころの動き、ことばのやり取り。それらがあらためて文章となったとき、なぜか自分の中にある似たような風景を思い出して、最後の短編「南房総冨浦」でのあふれ出た涙があたたかくいとおしく思えるような。 発行者の秋峰善さんによると、木耳さんへの文章指導はされたものの、書き始めると1編をそれぞれ15分くらいで書き上げられたそうです。 木耳:1954年11月生まれ、午年。高円寺庚申通り育ち。杉並第四小学校卒業。 ※「シリーズ人間」は基本的に商業デビューしていない様々な立場の書き手を著者に立て、エッセイや小説、詩、短歌、4コマ漫画、画集、写真集とジャンルレスな内容(基本:文+インタビュー)の文庫シリーズを目指すそう。これから年3冊ペースで刊行予定。

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