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どこにでもある どこかになる前に。
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藤井聡子/里山社
2019年10月発行
188mm×128mm 216ページ
「東京で活躍したい、地元でくすぶってなんていられない!」と地元富山を後にしたものの、30手前でやむなく帰郷した著者。故郷の友達の「普通」である「結婚、出産、持ち家」という枠にはまれる訳もない生活の中、気持ちがどのように「東京」から「富山」へシフトしていったのかが綴られたエッセイです。
あわせて、故郷が再開発の名のもとに画一化されていく中で、「場」を守ること、その場のオーナーでなくても、場を利用したり関わりを持った者として何かできることがあるのか考えるヒントもある本です。緊急事態宣言解除後の「新しい生活様式」が発表された中の「大事なものの守り方」を考えたい時にはタイムリーな1冊かもしれません。
表紙は、電車の窓から自分が下車する駅でない「富山駅」を眺めるひとコマのようですが、カバーを外すと、そうではない人々の暮らしが現れます。また、1冊の本の中で多種多様の用紙が使われています。「なぜこの章に、この色のこのツヤの紙?」と気にしながら読んでみてもらえれば、より一層楽しめると思います。
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