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雑居雑感 NO.2

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田中謙太郎 文
弐拾dB 企画・編集
令和4年3月初版発行

尾道の商店街を通り抜けた夜の灯りがともる街、久保にお店を構える、深夜営業の古本屋「弐拾dB」さん(土日は日中営業をされています)で発行のリトルプレス「雑居雑感」のお取扱をさせていただきます。
2号は、尾道の本土側から目と鼻の先、尾道駅前に立つと造船所に圧倒されるような、尾道水道を挟んだ向かい側「向島」の兼吉地区の2つの老舗「製パン所と鉱泉所」についての聞き書きと考察です。

高度経済成長を支えた兼吉地区は、生活スタイルの変化により変わる人の流れの波を受けます。その中で今も残り、観光客も来店するこの2店はどのような紆余曲折を経て兼吉にあり続けるのか。
先々代、先代、そして今の営業を担う経営者のかたる言葉を、まるで目の前で聞こえてくるような距離感で感じるようです。倒れてしまわぬよう、折れてしまわぬよう、懸命に生きる飾らない言葉です。

創刊号は今はない場所がテーマなのに対し、2号は今もそこにある場所がテーマです。
本を手に兼吉地区を訪れて、お店を受け継ぐパンや瓶の飲み物を手にしてみたり、店主さんとお会いしてみたい気持ちとともに、記憶の中にしかない今は行けない場所がこの本の中のお店と重なり、少しチクリとするような感覚も浮かんできました。

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