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鹿踊りのはじまり(日本の童話名作選)
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宮沢賢治 作・たかしたかこ 絵/偕成社
1994年2月発行
宮沢賢治の故郷、岩手県花巻市に伝わる民俗芸能「鹿踊り(ししおどり)」は、地域の平安と悪霊退散を願う舞で、岩手県の無形民俗文化財に指定されています。
その鹿踊りのなりたちを、「わたくしはこのはなしをすきとおった秋の風から聞いた」と語られる、とてもユーモラスながら、美しい自然への畏敬の念・関わりについて考える物語です。
膝を痛め湯治に出かける嘉十は、食べきれなかった団子を鹿に与えた野原に忘れた手ぬぐいを取りに戻ります。美しく波打つようなすすきの野原で、6匹の鹿は、おそるおそる手ぬぐいに近づき「おまえはだれだ」と言わんばかりに・・・その様子をすすきの野原にひそんで見ていた嘉十は、手ぬぐいを囲む鹿のうつくしい歌と踊りに、つい心が躍って・・・
たかしたかこさんの描く、短くなる秋の午後のはかなさや繊細さ、白く光るすすきの野原にいきいきと舞う鹿、嘉十の心情。長い時間遺されている自然や民俗文化を考える物語絵本です。
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