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植物考

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藤原辰史/生きのびるブックス
2022年11月発行

「植物」、あまりに身近すぎる存在であり、古来からどこか植物に対して人は優位性を持っているようなふるまいや言動を行っているけれど、はたしてそうなのか・・・植物の実りを食べ、樹皮や根を人類は進化のために利用し、あげく、「緑を見るといやされる」などと、植物を「緑」とひとくくりにしてしまう横暴さ・・・しかし、そもそも植物が酸素を作らなければ、人は生命を維持することすらできないのでは?

著者の藤原辰史さんが、自らと植物とのかかわりから、植物学、哲学、芸術、文学、歴史学などを縦横無尽に行き来しながら綴られた「植物」のエッセイです。あちらから、こちらから、思考が軽やかに渡り歩く様子は、見えないところで根を張るような、ゆらゆらと風に揺れる葉のような、はっと目を見張る美しい花のような・・・
栽培していたミニトマトがうっかり大変なことになる様子はユーモラスで楽しく、藤原さんの「人」の魅力も、植物の意思がひしひしと伝わってきます。ウェブマガジン「植物考」「新・植物考」に大幅な加筆訂正を加えらえた1冊です。表紙の目を惹くバラの写真は、石内都さんによるものです。

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